20日間もブログを放置してしまった。それだけ余裕がなかったということ。
 うみやまかわの講師は毎回ドキドキしながらも、とても充実感を得ている。多分、最後までなれることはなさそうだし、様々な生徒を相手にするから気合いを入れなくては。私にとっては大勢の生徒だけれど、生徒一人ひとりにとっては「山梨の小野先生」はたった一人の存在なのだ。
 そのほかも仕事がいろいろと忙しく、特に6月いっぱいでケリをつけるべき原稿が頭を支配していた。数日前にひとまず形になり、あとはチームみんなでよくしていけばいい。どんな反応だろうと緊張するが、ほっとしてもいる。 

 6月中旬から夫は海外出張に出かけてしまい、娘と2人きりだと構えていた矢先に、娘が感染性胃腸炎に。早朝にゲーっとなり、ついに流行に乗ってしまったとがっくり。保育園に電話すると1週間くらいはかかるだろうということで、この1週間の段取りを考える。私のような仕事の場合、長めのスパンで休みを覚悟しちゃった方がいい場合もある。
 
 義母のスケジュールを確認し、3日間泊めていただく手はずを整える。ありがたい。東京にいることになったので、遠隔で参加するはずだった会議などに現場で参加。怪我の功名だ。本屋に寄ったり、無印で買い物したり、ちょっと充電した気持ち。
 その週末は母が山梨に来てくれて、庭の草取りをしたり、ハイターで茶渋を落としてくれたり、いっぱい娘を笑わせたりしてくれた。
 
 本当につくづく二人の母が好きだ。微塵も私の子どもに対する振る舞いを否定しないし、いつもさりげなく励ましてくれる。
 悪気はないのだろうけれど、普段、小さな子どもの育て方や接し方を、否定する人のなんとと多いことか。いつも、「的外れなこと言いやがって」と心の中で悪態をつくけれど、それでも私はじわじわと傷ついているらしい。夜中に思い出すと、泣けてきたりする。
 私はできた母ちゃんじゃないが、ばーちゃん2人は立派だから、娘よ、ばあちゃんたちの立ち振る舞いをどうか見ておいて、しっかりと記憶を蓄えるんだよ。
 
  6月最終週は、非常事態宣言を出し、娘のお迎えを延長。原稿とにらめっこの日々を過ごす。

 金曜夜から親友2人が来訪。お風呂を出たら部屋が暗くて、なんと誕生日のお祝いが待っていた。ちゃんとバースデーソングを歌って祝わってもらったのはすごく久しぶりな気がする。ピエールエルメのケーキは格別においしかった。 そういえば9年前の誕生日に、地方で営業中の私に向けて、姉が美しいピエールエルメのマカロンの詰め合わせを送ってくれた。あの時が人生初のマカロンだった。こんなにかわいくておいしいものがあるんだと感動したのを覚えている。
 ピエールエルメは、私にとって愛の伝道師らしい。

 土曜日はもう一人の友人も加わって、原茂ワイナリーでランチのち、内藤農園で桃のパフェやスムージー。山梨、贅沢だ。もう10年を越えた付き合いの彼女たちといると、私、ちゃんと友達いるじゃんと安心する。50年くらい先であってほしいが、きっとお互いのお葬式にも出席するだろう。マメじゃない私だけど、自分なりにちゃんと友情を育み続けたい。

 次の日は娘と2人でゆっくり。午後、期日前投票やら買い物を済ませて、恒例のブンブンベアでお茶。ここでも娘は杏ソーダを少し。しゅわしゅわ、飲めちゃうんだなー。杏もたくさんいただき、夜ごはんにとスープやおかずもいただく。ありがたや。
 夕飯の準備をしていると、追加で別の方から杏の差し入れ。すごい量になってしまった。今年は当たり年だそうだ。

 娘の歩みが進み、ただいまの記録6歩。
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